植田歯科はJR土浦駅から徒歩6分、茨城県土浦市桜町の歯科医院。一般歯科・予防歯科から、矯正歯科・歯周病治療・インプラント・審美歯科まで、丁寧に診察いたします。

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診療科目

  1. 予防歯科
  2. 歯周病治療
  3. インプラント治療
  4. 矯正歯科
  5. 審美歯科(ホワイトニング含む)
  6. 義歯(入れ歯)

今まで歯科医院は、歯が痛くなってから行くものでした。

しかし、虫歯になってから歯を削る、神経をとる、歯を失ってからでは手遅れです。

また、歯周病で溶けた顎の骨は元には戻りません。

その為、最近では、歯が悪くならない様に、予防していく事が重要となってきました。

残念な事に、日本人の歯科医院のイメージは、「痛くなったら行くところ」というのが現状です。

その為、日本の定期検診の受診率は10%以下です。

それに比べ、世界で一番予防が進んでいるスウェーデンでは、定期検診率が大人で80%以上、子供にいたっては100%近くが定期検診を受けています。

他の先進諸国でも70%ほどの受診率が一般的になってきました。

当院では、患者様との十分なカウンセリングにより、信頼関係を築き、モチベーションを高める事を目標としています。

プラークとは?

プラークとは、歯の表面についた白っぽいネバネバで、生きた細菌の大集団が苔のようにへばりついているものです(細菌バイオフィルムとも言う)。

歯みがきをして食べカスだけ取っても、ねばねばと付着しているプラークはなかなか取りきれないため、毎日歯をみがいても虫歯や歯周病になることが少なくありません。

歯石とは?

歯石とは、プラークに唾液中のカルシウムやリン酸が沈着して石灰化したものです。

この状態になると、歯ブラシだけではとても取り切れません。

更に、表面がザラザラしているので、その上にもまたプラークが付きやすくなり、虫歯や炎症ある場合はさらにひどくなったり、口の中の状態を悪化させてしまう原因になります。

大切な定期検診

歯科においては、治療より定期検診、更に言うならば、定期クリーニングがお口を守るのに重要となります。お口の状態により、定期検診の期間は、1ヶ月~6ヶ月毎と、患者様に合わせて設定します。

主に歯周検査、ブラッシングの再確認、歯石除去や歯のクリーニング(PMTC)を行ないます。

普通の歯ブラシでは除去できない歯の表面に付着したバイオフィルム(細菌の塊)を器械的に取り除き、歯周病や虫歯の発生の予防を目的としています。

染め出し例

染め出し例

各国の、定期的な歯科検診・クリーニングを受けている人の割合

各国の、定期的な歯科検診・クリーニングを受けている人の割合

各国の、80歳の残存歯数

各国の、80歳の残存歯数

歯周病とは歯と歯ぐきの隙間から細菌(原因菌)が入り込み歯を支えている歯ぐきや骨、歯根膜などの歯周組織を壊していく病気で、歯肉炎と歯周炎に分けられます。

その進行状況により歯ぐきの発赤・腫れ・出血、口臭、歯のぐらつきなど様々な症状が現れます。 しかし、自覚症状が少ないため、本人が気づく頃にはかなり重症になっているという危険な疾患です。

厚生省の調査によると、中高年の80%以上は歯周炎の症状を訴えており歯を失う最大の原因が歯周病といわれています。

歯周病の進行状況

  1. step 1

    健康な歯ぐき

    歯ぐきはピンク色でひきしまっています。
    歯を支える骨などの歯周組織も健全な状態です。

  2. step 2

    歯肉炎

    歯ぐきだけの炎症で、歯ぐきが腫れて赤くなり、出血しやすくなります。
    歯を支える骨にはまだ炎症は波及していません。

  3. step 3

    軽度歯周炎

    歯ぐきの炎症が進み、浅い歯周ポケットができます。
    同様に、歯を支える骨の破壊も始まります。

  4. step 4

    中度歯周炎

    歯を支える骨の破壊が進み、歯がぐらつきだします。
    また、腫れたり化膿しやすくなります。

  5. step 5

    重度歯周炎

    歯を支える骨がほとんど無くなり、著しくぐらつき、咬めなくなります。

歯周病の原因

歯周病の一番の原因は、歯垢(プラーク)です。

歯や歯ぐきの周りにベタベタと付いている白いものです。これはバイ菌のかたまりで、虫歯菌や歯周病菌をはじめとするさまざまな微生物がかたまったものです。プラーク1mgの中には、1億個の微生物がいるともいわれています。

このような細菌の集合体を「バイオフィルム」と言い、これらはネバネバした分泌物で守られているため、抗生物質や殺菌剤なども効きにくくなります。そのため、バイオフィルムの中の歯周病細菌が活発になると、歯周病が発症したり悪化したりしてしまうのです。

これを除去するためには定期的に専門的なクリーニング(PMTC)を受けていただくことが必要です。

プラークの除去

歯周病の原因となる歯周病菌を減らす為には、毎日のていねいな歯みがきでプラークを除去していくことが必要です。みがき残しをなくすために、効果的な歯みがきの方法や、歯間ブラシのような口の中の状態に応じた道具の使い方を身につけていただくことが重要です。

しかし、歯ブラシでは落としきれない頑強なバイオフィルムという構造体が歯にこびりつくことがあります。

これを除去するためには定期的に専門的なクリーニング(PMTC)を受けていただくことが必要です。

再生治療

歯周治療法の目的は、病気の進行を止め、健全な状態に組織を回復させることです。

もし病気がまだ初期の段階であれば、歯の表面を清掃する事で、手術をしなくても組織の炎症をなくす事ができますが、症状が重くなり、深い歯周ポケットができている場合、手術が必要となることがあります。

手術では、歯周ポケットを浅くし、感染した組織を取り除くことにより、健全な歯になります。

しかし、歯肉は以前より低い位置に下がってしまう為、歯が長く見えるようになります。

元の位置に戻せた場合でも、歯を機能的に支えることができるかどうかは確かではありません。

最近まで、歯と骨を結ぶ繊維を再生できる望みは、殆どありませんでした。

しかし、1980年代以降、新しい研究の成果として、失われた歯周組織を蘇らせる再生治療が開発されました。

手術の時に、バイオテクノロジーを利用することで、人間の身体が本来持っている再生能力を利用して、失われた歯周組織をよみがえらせる方法です。

歯周病の治療

歯周治療を希望して来院される患者さんの多くの場合は、歯周病の何らかの症状がすでに現れており、かなり病状が進行しているケースが多く、治療に要する期間も長くなります。治療は早く終わるにこした事はありませんが、じっくりと腰を据えて治療を受ける心構えを持つ事が最も重要です。

また、歯周病は本人に自覚がないままに進行するという病気でもある為に、私たち歯科医院では歯周病が進行していると思われる患者さんには、十分に歯周病に関する説明を行ない、治療の必要性をお話しております。

インプラント治療は、確実性の高い歯科治療として広く受け入れられています。インプラント治療の治療後の痛みや腫れは通常ほとんどありません。一般治療で使用している局所麻酔で約30分~1時間程度で治療を行う事が出来ます。

短期的なインプラント治療の成功率は、ほぼ100%に限りなく近づいてきています。しかし、長期的にインプラント治療を成功させる為に最も大切な事は、科学的・機能的かつ審美的に分析した治療計画と、充分な術前診査そしてメンテナンスです。

以前は楽観視されていた歯周病の患者様に対するインプラント治療も長期間成功を維持し続けるためには、術前の徹底した歯周病のコントロールと充分なメンテナンスが重要であるという報告が近年発表されています。

インプラント治療に関する研究論文は、非常に多く報告されています。様々な可能性が示され、今インプラント治療は色々な事が出来るようになりました。

インプラント治療の特徴

歯を失った場所に入れ歯(部分入れ歯)の治療をした場合に比べて、わずらわしさが無く歯があった時と同様に美味しく食事をする事が出来ます。

入れ歯を使用している時に気になる口臭や、不快感などを気にしなくて済みます。

入れ歯では将来他の歯に負担がかかり、歯の健康を損ねたり歯肉がやせてきてしまい結果的に歯の寿命を縮めてしまいます。

入れ歯を長期にしていると口の周りの筋肉の衰え、審美性を損なってしまいます。

ブリッジのように、前後の歯を削る必要はありません。

さまざまなインプラント治療

● 歯を1本だけ失った場合

“失われた1本の歯根の代用品”としてインプラントを1本だけ使って失った歯の部分を修復する方法は、最も洗練された治療方法であり、審美的にも満足のいく結果が得られます。1本のインプラントによってあたかも自分の天然歯のように自然に感じられます。

顎骨の“萎縮”の心配もなく、本来の骨量を維持できます。

ブリッジを入れるときのように健康な隣の歯を削る必要がありません。

1・2本失った場合

健康な歯はそのままに、インプラントを埋め込み、1本の人口の歯冠を固定します

  • 健康な歯を維持できる
  • 歯根があるので正しい力が加わり歯茎も健康に保てる
  • 天然の歯と変わらない外観と機能が保てる

● 数本の歯を失った場合

この場合もインプラントが理想的な解決法となります。

数本のインプラントを歯のない部分に入れ、これを土台としてヘッド部にブリッジをかぶせます。

奥歯や複数失った場合

健康な歯はそのままに、インプラントを埋め込み、人口の歯冠を固定します

  • 時間とともに骨とインプラントが結合するため外観も機能も天然の歯と同じ感覚で違和感がない
  • 1本1本単独で固定されるため安心して噛める

● 歯がまったく無い場合

下顎の歯が1本も無い場合の修復にはよくインプラントが利用されます。インプラントのヘッド部をバー状の維持装置で連結し、その上に取り外し式の入れ歯をしっかりと固定することができます。

全ての歯を失った場合

複数のインプラントで人口の歯全体を固定します

  • あごの骨にしっかりと固定されるためぐらつきがない
  • 食べ物が間に挟まることがほとんどない
  • 天然の歯と同様の外観と機能を保つことができる

矯正治療は自分自身の歯を1本1本顎の骨の中で少しずつ動かして、正しい位置に美しく並べなおすことができます。

また咬み合わせが悪かったり、歯が重なっているせいでむし歯や歯周病になってしまうのに対し、歯を動かすことにより良好な咬み合わせやよごれを貯めないきれいなお口の中の環境を作る事もできます。

なにより矯正のメリットは歯を削ったり冠を被せたりせず、健康な患者さま自身の歯で美しい歯並びと健やかな笑顔を獲得できることです。

矯正治療を始める時期

矯正治療は、子供のうちしか出来ないと考えていらっしゃる方が多いようですが、そうとは限りません。歯と健康な歯の周囲組織がある限り、歯は何歳からでも動きます。

植田歯科では、「思い立った時期が来院日ですよ」とお伝えしています。

しかし、治療開始時期は見てみないと判断できません。

お子様の場合は成長状態が十人十通りで、特に虫歯の多いお子様は矯正装置を入れる前に、歯磨きの練習と食生活の改善が必要です。

一人一人の成長と個性に合わせて開始時期を決めていきます。

大人の場合は歯茎の状態や生活サイクルを考慮して始める場合もあります。

最小限の負担で最大の効果が与えられる様に、より良い開始時期を判断するお手伝いを致します。

部分矯正

部分矯正とは、部分的に移動させたい歯だけを狙い、目的に応じて歯並びの不具合を改善する方法です。

ブラケットと呼ばれるワイヤーを部分的に使用したり、それに抵抗のある患者様は、透明なマウスピースの装置を使って治していく方法もございます。

治療期間は比較的短期で行う事ができ、通常の全体的に行う矯正が約2年なのに対し、部分矯正は、約3カ月から6カ月程で行う事ができます(個人差はございます)。

対象となるお口の状態は主に、前歯のちょっとした凹凸を治したい、ちょっとしたすきっ歯を治したい等のケースに有効になる場合が多く、重度のがたがたの歯並びや、八重歯、でっ歯などには適さない場合がございます。

また、最近ではミニインプラントを使用して歯の動きを早める方法も出て来ました。

審美歯科、美容歯科と呼ばれている矯正方法は、従来のワイヤーなどの矯正器具をつけずに、短期間で歯列矯正を行ったり、歯を白くしたりする方法です。

歯や歯肉の病気を治すことが目的ではなく、さらに踏み込み、美しく健康な歯や歯肉を作ることを目的としています。

歯の機能的な側面と、審美的な側面、ともに日常生活を送るには重要な要素です。

患者様によって、悩みも様々ですし、それに対する審美歯科の治療法も様々考えられます。

当院では、患者様の個々の症状に合った治療方法を提案し、最良の治療を行っていきます。

治療方法は下記のようにさまざまなものがあります。

オールセラミックスクラウン

オールセラミッククラウンは、クラウン全体がセラミック(陶器)で出来ている白の陶材のかぶせ物です。

金属を一切使用していないクラウンなので、色調の点でもきわめて自然の歯に近いものを再現することができ、前歯など審美性が重要な部分の歯の治療に最適です。

また、金属を一切使用していないため、金属アレルギーの方も安心して治療を受けることができます。

セラミックスインレー・オンレー

通常健康保険内では虫歯を削った後には金属の詰め物を入れますが、より自然の歯に近い光沢や色調のものにするためにセラミックスの材料に置き換える事で審美性・封鎖性・生体親和性を向上させることが可能です。

オールセラミックスクラウンと同様、金属を一切使用していないため、金属アレルギーの方も安心して治療を受けることができます。

ラミネートべニア法

歯の表面を少し削り、薄いセラミックの板を表面に貼付けします。

遺伝的にホワイトニングだけでは白い歯にならない場合や、歯の形態を直したい時に、歯の表層を少し削り、セラミックを貼る方法です。

治療期間は2回程度の通院で済みます。

材質はポーセレン(セラミック)ですので歯ぐきにもやさしく、磨耗や変色の心配もありません。

歯を白くするだけでなく、ムシ歯やねじれた歯、磨耗した歯や、奇形歯などにも幅広く適応でき、セラミック片の形や大きさを調整することで、歯並びや歯の形を修正できます。

メタルボンド

金属とセラミックを張り合わせたさし歯の事を指します。

現在、一般的に製作されているセラミックのさし歯がこのタイプです。

金属フレーム(セラミック焼結用土台)の上に、セラミックを焼結させた構造ですので、もっとも自然の歯に近い色や形、歯並びを再現できます。

入れ歯とは、歯を失って噛めない所を補う、取り外し可能な装置です。

入れ歯は、大きく分けて、総入れ歯(総義歯)、部分入れ歯(部分床義歯)に分けられます。

上下全体的に歯を失い、良く噛めない、見た目も悪く困っている、痛くなく外れる事もない入れ歯を入れたい人、何度も入れ歯を作り直している、インプラントの様な外科手術をしたくないなど、さまざまな理由で悩みを抱えていらっしゃる患者様、個人個人にあった、入れ歯を作ります。

金属の止め具を使用した入れ歯

コバルト床

金属床義歯として、コバルトクロム素材は、最も歴史のある素材です。熱を伝えやすく、清潔で美しい状態で長く快適にご使用できます。

チタン床

近年話題の最先端金属です。腐食せず、軽く、アレルギー反応を起こしにくい、体に優しいチタンを使用いたします。また、清潔で美しい状態を長く保つ事ができます。